マカロン買って来たよー
というのは冗談で(^ω^;;)
でもデザインはまるでマカロンの様ではありませんか(笑)
1700mc、1.7Gcの無線通信用途らしい。ジャミング用途とか???
1本、強固そうなフィラメントが走っているだけで、白くなっている部分が発光するから、オキサイド塗布をしてあるのだと思う。
ガラスサイズはヨーヨー位のもので、その中に三角形の小さいけれども、これまた強固そうな無垢の陽極。
損失は50Wというのは頷けるが、真っ赤になりそうな雰囲気はある。
恐らく寿命はそんなに長くなく、時間交換は早い時期に訪れる部類の球であろう雰囲気は強い。
フィラメントは三角形の端に溝が切ってあって、その中にグリッドとが詰めてあって、間から光が漏れる。
量は多いが、この類の球は不良も多く、使っていなくても不良になるから、何とも言い難いが、数はあっても使えるのは数少ない。
1個1個動作試験をしてみたが、やはり不良は出る。
ガスが出ているもの、真空度の悪化したもの、エミッションが出ないもの。
音も出ない、飾りにしかならない代物である。
その中でも使える物でプッシュプルを構成して音を出してみた。
AB1級で使えるが、増幅度μが6と小さく、ドライブで大きな信号を入れないと大きい音は出せない。
毎度のOPTで簡易的反転チョークにしてPPを成り立たせているが、ドライブが頭打ちになって388Aをフルスイングするに至らない。
5965の増幅は良いが、カソードフォロアには小信号であれば問題ないが、大信号を得たい場合は不向きである。
気になる音は6V6か6L6パラプッシュかなと言った具合。
超図太いドッシリ低音はサッパリ感のある抜けの良い音ではあるが、所謂大きい球には負ける印象。
凄くおとなしい印象でもあるが、ヤワいものと比べたら断然力量ある風味。
恐らく、μの感度が悪いが為に、案外綺麗な特性が得られていそう。
ビームやペントードの様に、高感度で特性のアンバランスがあると普通一般に0vに近くなる程μが急上昇する様な具合だから、ピークが入るとグワッと音が大きくなって、凄い音が出ている様に感じる。
エキスパンダーの様な具合であるが、リニアに行けば、勢い付く事もない。
ある意味ソースに忠実。
μ小さいからドライブがまた負けてるっていう。
— A2Laboratory ぼやき部門 (@a2laboratoire) 2024年1月6日
ドライブをどうにかもっと過大入力に耐える物にしないとならん。という音。 pic.twitter.com/TITTzDXkqU
そんなで音は聞く事が出来た。