福袋…という訳ではないが、変電所、動力科のお下がりを一式。
状態はかなり悪い物もあって、ケースを開けたら油虫の棲家だったらしく、糞がゴサッと出て来たのには驚いた。それは廃棄にした。
革のケースはやはり本革で、生き物であったから、その近くに寄りたくなるのは生き物の安全性である証でもあるのだろうか。
塗装された木箱のケースには寄らなかったらしく綺麗だ。
恐らく防虫剤が塗布してあるのだと思う。動物が寄らない物は、人という動物への悪影響は如何程か。考えさせられる。
田舎の倉庫ともなれば、こういう状態でも不思議ではないのであろうが。自然的な意味で。
こんなにも重い物が携帯型というのは、大分ご苦労された事と思うが、今作らせると…そう考えると、驚く様な値段であろう。
デザインにしても部品にしても、最良である。
凝っている。
三相標準電力量計とあって機構が気になり分解したが、2枚の円盤とが入っていた。
上
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モノフェーズでも動く事を確認したが、周波数とが異なる為、正確さは無いと思われる。
標準電力量計。 pic.twitter.com/YANOMZeT97
— A2Laboratory ぼやき部門 (@a2laboratoire) 2023年12月22日
デザインと設計エッセンスを得るのに置いておく事にする。
モノフェーズ電力計の内部。
絹巻き巻線抵抗の作り方、配線の取り回し、よく出来ている。