随分前のオリエントのヒゲ破損の続き。
9月の末だったかに注文した分が、税関検査(?)で不合格で、戻されてしまう。
2度目もやはり同じ扱いになった。
3度目は異様に早く届いた。
どういう事なんだろうか?法に触れる様な危険物でもないのに、何に違反したって言うのか、聞きたい所である。
早々ではあるが、欲しい部分取りする。
テンワは大き過ぎて合わなかったから、ヒゲだけ抜き出す。
ヒゲ持ちは合うかと思ったが、サイズ違い。
楔を抜いてヒゲだけ交換に。
ヒゲを直す方法として、加熱方法があるらしい。
何処まで有効なのか?
新しい方は、そもそも巻きが逆だった。
やはり楔を抜いて逆向きにしないと使えない。
万年筆の線よりも細い楔。
天真に径がこれも合わず、切り込みを入れて合わせる。
これも慎重にヒゲを損傷しない様に真鍮に割を入れる。
良い。
楔は小さ過ぎて入らず。
それで新しい楔にとペーパーで銅線を磨いて詰めてみたが、上手くいかない。
宜しくない方法と分かってはいるが、もうここ迄で自身の疲労度合いが最大。
乗せて動かなければ窓から投げ捨てたいレベル。
動いた。
それも束の間。
表に向けると止まる。
裏にすると動き出す。
疲労ピークがその前に来ていたらしい。
テンワを逆さに入れてしまっていたのだ。
それで表にした時にヒゲ持ち、ヒゲ受けに干渉してしまうのである。
テンワは写真の逆向き、即ち、上に凹凸が出ていなければならない。
これを試練に、オーナーに返すか、私がやるか。
今日はもう自分は触らない方が良い状態(^ω^;;)