A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

RS100 ShureのOEM

西ドイツのプレーヤーの標準カートリッジ(?)で付いていた物だとかという、Realistic  RS100。

良く分からないけれど、Shure M7DMと同じなのだそう。

M7Dは聞いた事あるし持っているけど、M付きってなんだろ?

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とりあえず、Rec-o-cutに付いたM7Dはバラしたくなくて、でも高コンプライアンスの針が欲しいなって。

コンプライアンスの針なら何でも良かったと言ったらそんな感じ(^^;;

ただ、高コンプライアンスのP.U自体が、古い物でないと無いから、作るかヴィンテージしか選択肢が無くて。

でもってN3Dの針は案外流通があって、LPも78も買える。

 

そんなで今迄トーレンスで使っていたM44-7を外して交換。

M44-7は中間かな。

あまり重いのは得意でもないし、結構柔らかいカンチレバーだからSP盤には少し酷だったかも知れない。

ただ、こちらも交換針の流通があって、選べる程豊富。


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それで、何故M44-7からわざわざ古くするかって言うと、音が良いとかそういう訳ではなくて、SP盤のトレースにM44-7が追い付かないから。

なかなか重くしても5gが程々で、結構腹這いになってしまって。

それでも78はカッティングが凄まじい勢いの物は、溝から外れてしまって。

特にエンド溝が付いて行けなくて、オートが効かないという事が暫しあった。

一旦溝から外れると、溝が来ても跳ねてしまうのか、カンチレバーが遊ぶだけで、溝をトレースし直す事が出来ない。

まぁまぁ、そういう古過ぎるカッティングは、もっとSP時代の重いガッチリしたP.Uで再生すべきなのだとは思うのだけれども(^ω^;;)

 

それで、結果としてそれで良かったのかというと、5gでもまだ溝から外れる盤はあるが、1/5位に減った感じ。

音飛びが激しかった盤、カッティングなのか盤なのか、ヨレヨレ盤も再生できる。

SP盤は、ある程度のカンチレバーの硬さと重さが無いと中々厳しい様子。