A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

RCA P.Uの続き

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P.U部だけを別途支給されました。

外観からのミテクレでは、状態はこちらの方が数段良さそう。

と言うのも、人の手が入っていなさそうである。

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EQダンパーは取れてなくなっているが、針先のダンパー兼チリ避けは穴は空いているものの、残っているが、穴空き部分からチリが入って砂鉄成分はコアに寄せついている。
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こんな具合。

屑がヨーク内に入って音が悪くなっていたのかも分からない。
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砂鉄を取り除いてリボンチェック。良。
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リボンがヨークに接している様である。

この前持ち主は、恐らくビビった音がして頭だけ交換。手放した物と見受けられるが、其の儘である事が良い。

下手に触られて厄介な事になっていない方が状態は良い。

汚い物程、状態が良かったりする。

綺麗に磨かれている様な物は、大凡触ってあったり。

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以前の物とチップ見比べ。

前の方がチップが出ているかな…。

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とりあえず、先にリボン修正。EQダンパーは付けた。

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中央にリボンが来る様にしたから、これで大信号が入ってもビビリは無くなる。

これで良い。

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今回はまた新しい柔らかい素材を見つけて来たから、それを使ってみた。

前の黒とでハッキリする。