A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

追加

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片付けをしたら、ヒューズホルダが出てきて、思い出した。付け忘れたと。
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シャーシに穴は増やさず、ラグ板の穴を利用して2層にしようとしていたのだった。

OPTの固定もラグ穴を利用している。

追加加工。

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スピーカー(MS737)を繋いで、F得を見てみる。

これはスピーカー負荷であるから、インピーダンスの高い所は大きく、低い部分は小さくなる。音圧と直接的に関係しているかは分からないが、多分不釣り合いとは思うが実験。

NFBがOUTの場合は山になっている。
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NFB In。

MS737はNFが掛かっている時はインピーダンスが均一になる様である。

切り替え聞いた印象は、変化は薄いから、ブラインドでやったら、その差を感じる人は一掴み程しか居ない様には思うし、音楽を楽しむという次元からは外れて、寧ろ人間測定器の様で音を楽しむ聞き方ではない様に思われるが、大凡では制動が効く様な少し暗い音に寄る傾向はある様である。

1kc辺りから鳴るリボンは非常にサッパリとした音が出るが、モニタというよりかは、音楽鑑賞用途の様である。

英國では一時期のモニタとして使用されていた事がある様だが、録音モニタというよりかは、送り出し確認用モニタ、オーラトーン的な物なのかなと思う。

所謂美味しいソース(sauce)をかけた音の出るスピーカー。苦味は薄くマイルドに。

従って、かなり過敏に変動が現るTANNOYは、やはりモニタ気質で、不味いモノは不味い。

幾ら旨味調味料を足しても、払拭できない。

良否判定の1手段としては非常に優秀な物だとは思う。逆を言えば面白い音は出ない。冷たい。

 

ふと思ったが、もしかするとMS737のネットワークに自動補正EQ也の癖取り器が仕込まれているのかな…?

ダブルウーファーは、単に同相で鳴らしている様にも思えない数のチョークが入っていた様な記憶が。

モダンショートの味付けがネットワークで作ってある可能性も考えられるから、一概にロンドンリボンがモニタに向かないという訳ではない可能性もある。ネットワークを外して実験した方が良いかも知れないが、MS737の音はこれはこれで音楽を楽しむ分には有意義だから、最終良否判定はTANNOYに任せたら良いのかも知れない。

後は私とお客さんの判断次第で。

私が幾ら良いと思っても、客先さんで気に入らなければ、調整する他ない訳で。

調整と言ってもEQを変えるだけだけれども(^ω^;;)

 

 

ps:よくよく考えたら、F得の下がっているのは64c/s以下であるし、1kc〜を見ても単に下がっただけで、大凡等しく見える。dBがリニアではない事もある。

暗く感じるのは低域の下が良く出る様になったから、もしくは、オーバーシュートが抑制されているのかも知れない。