A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

局型123號 修繕続き

続編

フィラメント断の、12Y-R1は手持ちの123號から借りて試験。

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AFは動作して音は出ているが、受信が上手く無く、異常発振を起こす。

ハイパスのCRのReが2Mであるが、8メグ超え。

Cは250p指示であるが280p程で500V絶縁試験で問題ない。マイカドン流石耐久性が良い。

ペーパーワックスは絶縁低下で100k程と使い物にならず。

アース線の部分に1個残したが、これはシリースに入るから、古い方で絶縁が低下していても、その前でカットされているから問題なかろう。

iPhone14、割りかし其れらしい音が録れる様である。

単体で再生しても低い方が、この筐体の大きさで結構なもので、時代の進歩を感じる。

寫眞も暗い場所でもかなりの感度で、やはり進歩を思うが、所謂デジタルカメラに近くなったという印象で、銀塩には及ばないであろう。

手間が掛かる事の方が濃い物は得られる、そう感じる。

簡単は薄い。

 

 

とりあえずまだ不安定要素があるが、様子見しながら次の修繕箇所に取り掛かる。

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バネの紛失したスイッチ。

お客さんがバネを掛けてやったそうだが、上手く行かなかったそうである。

幾つかバネを巻いて試作研究しながらオリジナルを活かす。

どういった形状にしたかは企業秘密(笑)

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接触子は錆びていて接触はかなり悪そう。

面を磨いてやって仕上げ。

バリコン周りが怪しかったから、一度バラして接触面の改善。

絶縁雲母の清掃。

再調整。

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簡単なアンテナで5局は聞けるから、まずまず。

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マグネチックとを配線してスイッチを組み付け仕上げ。

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私の持っているセットはもっとボロいし古いかも(?)

この機体は状態がスコブル良い。

 

とりあえず様子見。