A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

A635

Philips Miniwatt Holland A635

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哺乳瓶デザインでありながら、プレートがソケットに引き込まれている面白い様式。

管内をリードを通すよりか、外面から引き込んだ方が静電容量が小さいのかな。

それとも、デザイン的(?)乃至、上から出そうと思えば変更出来るから、そういう使い方もアリなのかな。

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ただ、安かった事もあるし、同通だけチェックとあって、他のを見るとチューブチェッカーに掛けていて尚且つ、良い物だけをその様に売っている様だったから、壊れ物扱いだったのかも知れないが説明にも特に無かったし、Junkなのか分からなかったが、測ったらエミッション無し。

指針が上がらず。

グリッドの部分では電流が流れたから、pが逝っているらしい。

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哺乳瓶で言う吸い口を見ると、リードがそもそも見当たらない。

その前からトップが怪しい白い粉を吹いた様になっていたから、一度外した形跡があるが、ハンダは綺麗な儘であって、且つ溶け難い状態であったから、オリジナルだった様だ。

従って、外れて(?)外して、ハンダはせずにアロン付したのかなと。

もしくはリードを切ったのかなと。

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トップを外してみたら、リードが横向きU字に。

こりゃまた凄い事をやったな感。
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元へ伸ばして組み立て、試験。

流れる様になった。

gmはそんなに大きく上がらないから、電流は流れ難く、ハイゲインな球なのかも知れない。

1本しか無いし、制御かで使うかな。

 

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それにしても、大分暗がりでも明るく撮れること。

普通撮影で見ている状態に近い。

6sでは真っ黒にしかならないであろう。
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露光を数秒に自動でやってくれるナイトモードにすると、見ている以上に明るくなるという。

でもって手ブレが無い。デジカメでもバルブは三脚が必要であったが、これは恐ろしい技術に見受けられる。