DENONのトランスケースをチヂレ塗装した。
古風な物に多い塗装方法で、他にハンマートーンがある。
これらの意味は、地板に傷が多少あっても隠せる長所がある。
全艶、所謂ピアノブラックは地板の傷も段差になって現れるから、塗り直ししているとすぐに分かる。
更にはホコリ1つでも入ると、そこが目立つから、塗装場の状態が良くなくてはならなく、手間食う。
そんなで、戦前、戦後共に無失敗、早上げが必要なケース類はこの塗装が殆ど。
バリバリに下の塗装が割れていても、ある程度剥がしてやれば、其の儘上から吹いても分からなくなる。都合が良い。
ただ、触り心地はミテクレ同様にザラつくのは致し方ない。
更に、塗装場の周りがクズが撒き散る。
ザラっとしているのは中に何か砂の様な、粉の様な物と一緒に吹いている様だ。
そんなだから、塗膜は若干厚めになるが、嵩増ししただけの様な感じでもある。
浅くペーパーを掛けたらどうなるかな。実験的にやってみて様子見してみる。