1956年のラジオと音響を買ってきた。
無線と實驗も良いけど、こっちはAFアンプが多い。題名通り。
無線と實驗はRF帯が強い。
当時の雑談会記録。どんな事を言っていたのか目を通すと、“NFは高忠実度が始まる前に電話でやって…”
“昭和5、6年に組んだアンプにはNFを使っていた…”
“再生音は1927年頃のウエスタン エレクトロニックのサウンドシステムにとどめをさして…”
“戦前からNFを使っていたが、理論がはっきりしていないかった様。ただNFを掛けると非常に良い音がする事はわかったらしい”
ウィリアムソンの20dBフィードバックで、もっと多く戻せば良い音がする…という植え付け(?)で発振しているアンプは多かった様であるが、1956年に過去のWE以上に良くなっていない、もしくは劣ったという事を言い出す訳だから、恐らく今も当時も同じ状態であろう雰囲気はする。
何も良くはなっていない可能性が高いか…