A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2020/01/29

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無線と實驗のテレビ修理特集も持っているのだけど、電波科学の早見ダイヤルの方が便利で。

症状を合わせると、大凡の不良箇所、部品が指定が現るから、正常動作しているのか、当たってみれば良いわけで。

表記の回路は完全には当てはまらないが、まぁ似た様なものだから、慣れがあれば頭で整理が効く。

電圧表記とテスタの当たり方の指示があるのは有難い。

無線と實驗の修理マニュアルは、オシロの波形の表記があるが、ピンポイント過ぎて小難しい印象があって、参考にした事はなくて(^^;;

 

先日に、当時としては考えられなかった故障原因云々を言ったが、他には電線が劣化で被覆が割れて露出しているという場合もあって、テストリードを当てる為に、電線を避ける為に触ると、別の場所でバチンと火花を散らすなんて事も経験がある。

シャーシの角や、VRからの折返った角だとか、そういった部分は特に注意した方が良い。

電線内で緑青が出ている様な場合も、腐食とで良くないから、交換した方が良いであろう。

別段これはテレビに限った事ではなくて、テレフンケンのPAアンプでも、古い物は被覆が砂化して劣化し、裸の針金化している物がある。

当然ながら、レアショートというか、完全なる短絡をしているから、トランスを焼く危険があるから、対処しないとならない。

テレフンケンだと、電線を交換してしまうと価値が下がる(?)から、エンパイヤチューブを被せて再利用出来る。

砂化するなら、完全になってくれた方が、チューブが通し易い。

中途半端に被覆が残るっていうのだと、剥ぐ必要があるから手間になる。

 

 

さて、時間の様だから、着替えをしよう。

今日は告別式である。

 

 

 

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一日仕事で、帰りに上野から歩いて。

 

 

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帰ってちょっとテレビ弄り。

砕けたフレームはどうやって接合しようか。

木箱がグニャりと撓んだのか、亀裂と分離があり、パテ埋めして慣らした方が良さそうである。
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右側が全体に撓んだ様で、内側の抑え木もバラバラと外れている。

亀裂部分は段になってしまっていたから、ヤスリ掛けしないと触りが引っ掛かって更に木が捲れて悪化しそうだ。