A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2E22 / WE339A

f:id:A2laboratory:20211130153559j:image

先日の2本中、1本が不良の2E22だったが、市場的には人気が無いか、¥6k程で出回っていたから、1本でも良かったが、ppにしてみるかと3本仕入れた。

807と同じくUYだから、差替えが出来そうにも思えるが、2E22は直熱管だから、4番ピンがg3が出ているのである。

807は傍熱管で4番はkだから、其の儘差し替えは出来ないが、-Cを使えば、上手い事考えたら、両立も出来なくはないか。

ただ、キャップが9mmと14mmとで違うから、これが一番痛い。

f:id:A2laboratory:20211201205306j:image

結構緩いのか、gmもIpもバラバラだった。

置き古し新品ではあるが、元から交差が結構広い球なのかも知れないが、ACバランスとDCバランスを調整出来る様にすれば、ズレた球でも良いのは言うまでもない。

ハドレーのアンプは、AC/DCバランスが付いた設計であるから、あれは親切。

マランツに対抗しただけあって、研究してあるけれども、マニアはそれを知らない様だ。

日本人はブランド好きが多いのは言うまでもない。

但し、幾ら調整する機能があっても、それを怠っていれば、調整が出来ない物と同じになるから意味がない。設計者の意図にそぐわない事になる。