A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

WE LCRとをまとめる...

WEのLCR EQとを使い易く1つにまとめる。

f:id:A2laboratory:20201021163409j:image

まずはバラす。

f:id:A2laboratory:20201021164419j:image

シャーシを加工、ヘッドアンプとEQ、ブレンド出力として、高域の調整だけVRを付ける予定。

f:id:A2laboratory:20201021164456j:image

LCRのLに使っているチョークは、RETと書いてあるから、レターデーション コイルかな。

f:id:A2laboratory:20201021165137j:image

内線用のは、レターデーションコイルとハウラー、トランシーバーコイルとで別になっているのを持っていたが、局線用はどうかな。見てみる。

f:id:A2laboratory:20201021165130j:image

WE201で使っているベルボックス、WE684Aは旧型だと思ったが、更新が掛かっているタイプだった。だから受話音量が幾分大きいか。

2Fで使っているWE202のベルボックスは定めしオリジナルの儘で更新されていなかった気がする。木のボビンに巻いてあったと記憶。

受話音量が少々小さい。

f:id:A2laboratory:20201021165134j:image

古い図面からするとインダクションコイル表記になっていた。

RETは交換所の交換台にでも使っていたチョークかな。分からない。

f:id:A2laboratory:20201021164417j:image

これから配線。

回路は頭にあるのを書き出して、流れを考えて組んでいく。

f:id:A2laboratory:20201022191501j:image

増幅段は完成。

抵抗ノイズが気になるだろう場所は、Daleにした。

かなりローノイズに仕上がっている推測。

f:id:A2laboratory:20201022191458j:image

電源ユニットは強化型で電流を多く流してより安定度優先にした。

0D3(VR-150)を今回は使用。

MT VR-150よりも電流が多く流せる。f:id:A2laboratory:20201022191504j:image

計算上では、360Vに上がる予想だったが、実際は350V弱で、1000μFを2段通って(2k間あり)320V程度になって10mA流れる程度になってしまったから、抵抗値を変更する。

一旦通電すると、チャージが大きく残って、放電迄に時間食うから、一時お休み。

250kのリーク抵抗を入れているが、凄いパワーである。

ショートさせると溶着する程だから、危険であるが、低域の安定性とドーンと深い所迄綺麗に鳴らすにはこれが良い。

無理やり低域をブーストするのと違うから、大きいユニットをお持ちであれば、是非とも試してみて頂きたい。

余裕のある鳴り方と、ブーストして補うのとはまた一層異なるかなと。