A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

ボイラ 退化する

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電子着火が不能になりました(^ω^;;)

分解して、更に内部まで分解して、動作チェックすると、ガスの臭いはあるので、出てはいる。

詰まっているとかそういう類ではない。

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掃除がてら分解。

真空管のピンを磨くカナブラシでゴシゴシ綺麗に煤払い。

中を覗いてみたら、案外小さい(?)ラジエーター。

真っ暗で何が有るのか見えないのは気味が悪い(笑)風もスースーして全く不気味w


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1に電子着火のシリコンシースに煤が付いて漏電していた。

2に、対アース側の板金が錆びて溶接が外れてしまう(ーー;)

ガス寄せみたいな格好に折り込んである板金がスポットされていただけで、錆でポロっと。
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板が無いだけで、トーチとの距離が僅かながら離れているから、ガスに着火し難い。

それでも風向きとで点火出来るのだが、かなり運が良くないと着かないオチ。

臭くてたまらん。

それと爆着したりするんじゃないかと心配しながら作業したが、結構空気(?)に馴染んでしまうと火は付かないらしく、臭いの割に点かない事に驚いた。

ガスコンロのガスはシューっと出して点けると結構派手な音がしてボッと爆着するが、ガスの種類が違うからかな?

それとも出ている量が違うからかな?分からない。

空気に晒すと燃えなくなる(?)なんて事はないと思う。量的な問題だろう気はする。

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口火のトーチも下部の空気調整かクリーナーかを回してパチリンコしてガスが良く出る様にはなったが、自動点火は宜しくない。
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マッチでトーチに直接火入れすると良く点くから、退化しちゃうけど、マッチを入れて使うかなぁ。

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運転時の方もチェック。

水量検知弁も問題なく動くし、口火自動点火以外はOK。

綺麗に磨いているから、一酸化炭素量も多分少ないハズ。

東京ガス一酸化炭素量検査に来ても、合格値のお墨付きを貰っている。

火の色も燃え方も、勿論良好との事。

ちなみにパロマではない、外気取り入れ型だから、もし一酸化炭素量が多くても部屋とは無関係なんだけど、一応。
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そんなこんなで、自動点火がダメになったから、旧式同様にガラス窓を外して、ガス出しボタンを押しながらマッチを突っ込んで火着けしてという感じになった。

管も穴空きで水漏れしているし、自動点火も壊れて(笑)もう最終的な域迄来ている感は強い。

それでも別段良いけど、持続化給付金もらったら新しい給湯器に替えよう...っていう話になっている。

いつになったらもらえる事やら....