壁際に積み上げた球箱が妙な色に。
気付いた時は既に遅くて、ぐちゃぐちゃ。
下の方は全滅。ゴミばっかりが多く出てしまう。
数年前に雨漏り修繕は行ったのだが、またダメになったらしい。
MSのスピーカー後ろの壁は盛大に雨漏りしていた痕跡。
気付かなかったが半年位は前から始まっていたかな?
壁にはコンクリートの結晶?
粉が出ていた。
MS737は仕上げが良くて表面に飛沫が着いた痕跡があったが、拭いてやると綺麗にツヤツヤの肌に戻った。
家具屋にケースを仕上げ直ししただけある。
大変に良い仕事である。
ダメになっていなくて良かった。
大抵、リボンユニットというと、3Wayかになるが、1kc辺りから鳴り始めるDeccaリボンのMidHighは他になく2Wayが可能になる珍しい、低い音でも鳴るユニット。
欲しがった理由は、NS-690を使っていた頃、3WayでATTで調整出来るのは良いが、経年変化で0dBが本当に0dBなのか、マイク録りしてチェックした事もあったが、面倒がない2Wayが欲しくなった時に出会ったのが737。
低域2発にリボンホーンだから、ミテクレは3Wayっぽいが、低域は同相で2発鳴らす設計だから2Wayである。
英国らしい、小さい音でも満足の行くラウドネスが掛かった様な設計で、大きい音で鳴らすとドンシャリ気味にはなるが、リボンが下迄よく出るから、ユニットのバラツキ感は薄い。
そうそう、其々のユニットが音量によって、バラつくのも気になっていた頃だ。
どちらにしても、737は良い音で鳴るからモニタには向いていない感があるが、特性を理解していれば、これくらいなら、この程度と判別はつく。
専ら、ハーマンカードンの無指向性を後ろで鳴らしてブレンドにしているから、モニタもなにも、言える具合ではないのであるが、無指向性を後ろに置くだけで、よりリアリティで自然な雰囲気がする。
録音現場に行ったら、360°広がりがあるわけで、アンビエント用のマイクも逆向きで録音してミックスしている事を考えれば、前から2本が鳴っているだけというのは、少々不自然に思う。
昔の後面開放型は、モノーラル1本でも、少し壁から離して置くだけで、壁に反響して周りからの返りで、ステレオの臨場感とは違う、部屋の特性の臨場感が出る。
まぁこの辺りの話の結論は好みだから、其々に思う節があって言い訳で、考えは十人十色である。
満足の行く様にやれば良い。
電灯線も這っていて、漏電していたかなぁという濡れ具合。
前もスイッチングが濡れて電圧が出なくなった事があったが、しばらく干したら復帰した。
原因はサッシか?それともやはり屋上か?
腐りに腐った木枠はドライバーでほじくるとボロボロ崩れて穴が大きく。
完全に土臭い。
奥の方のコンクリの方から水が滴って垂れて来るから、屋上らしい。
そうなると....
天袋の奥を見てみると案の定、水浸し。
箱類は奥にあったのは全てダメ。
紙類が束なっているから、腐ったのかなんとも言えない変な臭い。
測器も内部まで入っていたらダメだろう。
あーあ(ーー;)
また屋上修繕頼まないとダメかな(ーー;)
荷物を非難させるだけで今日は一杯一杯。
ps:
あまりにもポタポタ酷いから、ドリルで開口した。
見た感じ、作業台の方までは水は行っていない様だが、僅か10cm程度の柱跨いで接しているから、使っている測器裏が気になりどころ...
全体に水は流れているが、見ていると滴っているのは2箇所だから、更に開口してとりあえず受け皿か何かでドレン的な物を考える。