A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2020/03/29

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以前に作った可聴帯域ノイズリダクションユニットに、1200Wの掃除機を繋いで負荷を掛けて、耐久性があるのか試験してみた。

結果は放熱が上手く出来ず、プラ箱がチョークによって一部が溶けてしまい、連続5分でハンダが外れてしまった。

よって、放熱が上手く出来ないケースの場合は、900Wが程々か。

アークでシリコン素子が壊れたかと思ったが、高圧セラミックがクッションになったか、生きていた。

 

 

1件質問が来ていたから、回答。

“スピーカーを繋がずアンプの電源を入れていると壊れるのか”

optがダメになるか、という事と思うが、無信号であれば問題はなかろう。

DC抵抗値は2次側では変化せず、変化するのはインピーダンスであるから、信号を入れなければ、繋いでも繋がなくても同じ状態の筈である。(周波数ゼロ)

信号を入れた際には、スイング幅が無負荷では相当軽はずみするから、絶縁が悪いと端子間でアークが起きたり、ダンパー抵抗がバチバチとやったりする。

球の絶縁が超えるレベルに達すると、管内で火花を散らす場合もある。

が、余裕がある使い方をしていたら、この様な状態になることはまずなくて、相当大きい出力を搾り出して使っている場合には、S.Pを切り離すとこの現象が見られる場合もあるが、数ワット程度ではまぁ希であろう。

心配されている、壊れるという事はなかろう。