A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

リバーブアンプ 改良

パワー側でも派手に発振して、回り込みでラインにも出てくるのは気持ち悪いから、手直しした。

原因は、入力切り替えスイッチよりも前段で負荷抵抗を付けていなかった為に、スイッチが離れると無負荷で大きい信号がシャーシ内に這った線に現れていた事が原因であろう。

250kの負荷抵抗を下げる事で発振は止まった。

しかし今度は117N7サイドで、フルボリュームの位置でモーターボーディングが起きる。

信号を入れてチェックしてみると、フルにすると発振前にアンプ自体の歪みが来るから、フルで使う事もないゲインが稼げている様子。

(1段改良して増やした(?)というか使用球数は変更せず移行したというか、上手い事やりくりした(;´∀`)

 

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都合良く行っていたのだが、発振しなくなったら、どことなくハムがブンブン聞こえてきて、ヒーターかなと疑って、アースを変えたり、カソードに繋いでみたりしたが変化なく、ハムバランサをポットに変えてみようかとも思ったが、どちらか一方をアースしても変化が無いから、ヒーターから来るハムではない様子。

そうなると、このハムはアースポイントを変更した故のループの可能性が疑わしい。

電源平滑部分のアース、増幅段のアースとで、2つとしているが、パワードにした時はもう1点のアース点が増える事から、この部分が怪しそうだ。

ただまぁ、針が落ちれば上書きされてしまうから、そんなにシビアにならなくとも良さそうだが。

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