欲しくても売っていない、旧家や古民家にある、回転スイッチ。
元はヨーロッパで良くあったタイプのスイッチで、シーソー型に交換していなければ、壁に其の儘残っている場合もあるけど、その殆どが壊れている様子。
琺瑯っていうのもあって、割れてしまったり等。
とにかくオリジナルは100年以上も昔の物だから、現存するだけ希少な存在に。
希少過ぎて、見た事がないから、初めて目にする人には、新鮮に新しいデザインの物に思うかも知れませんが、もうずっと昔のデザインなのです。
フランス ジヴェルニーの“モネの家”にも同じスイッチがありました。
まぁ、現物を見たら、どうしても欲しくて(笑)
少量ながら、作ってもらったのでお分けします。
琺瑯、焼き物で仕上がっています。
やっぱり見た感じから格段に良い出来ですねぇ。
片切り 3路構成なので、上下の階段で使用可能に。
max 250V 10Aの定格ですが、琺瑯なので絶縁性は非常に高いです。
勿論、濡れる場所はダメですが(^^;;
サイズは昔のよりか少し大きいかなと。
回した感触もまた独特です。
左右どちらにも回ります。
3路スイッチなので、単体での使用の場合には、縦の時、横の時でON、OFFが選べますが、一般的には縦の時がON、横倒しの時がOFFです。
付属の止めネジは、マイナス頭のアンティーク スタイル。
欧州では、壁がレンガやモルタル等で、穴を開けておいた部分に楔の木片を入れてネジを締めるので、長さが長くなってます。
これもオリジナルの完全再現されていますが、機壁の場合は少し長過ぎるかも(^^;;
付属に端子チップも付けますが、これはちょっとコツがあって、先に言うと緩い場合は端子にハンダをお勧め。
1.25の縒り線を使ったけど、本当は単線がベスト。
この向きから、電線を逆時計の方向へ回しながら入れると、自動で電線がロック。
バネの力で時計方向へ締め付け、抜けなくなるという代物なのだけど、電線によっては抜けちゃう、緩いという場合があるので、ハンダ乃至他の圧着端子を用意してもらえればと。