A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/11/24

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今日は湿度が凄くて80%台ありそう。

テープとかフィルムとか、管理気を付けないと危険な雰囲気。

急ぎで入って内職がひと段落、また次があるから、準備しつつの、オーダーを貰ったアンプの部品入荷を待っていたり。

他には長い付き合いの友人から、“家要らないから”なんて話もあって、内見に行く予定だったりと、なんかバタバタやってる。

そっちに気が行っているのか、“大蔵省”が静かで気が楽である。

火の車なのは相変わらずであるが。

この手の話をした時に一番困るのが、経済成長期の具合と今とを一緒に考えてモノ言われるのが辛い。

昔だったら、国鉄各社電鉄の部品を作っていたら、昭和40年代で4-50万の給料をもらっていたそうだが、今は20万貰えたら良い方。

そもそも昔と貨幣価値は違うし。

昔からの旋盤屋曰く、前と同じ金額貰うには、寝る時間が減っていっている、要は数が多い割に安いという。

技術者は報われない、仲介が何もせずにガッサリ取り過ぎという具合だ。

エンドユーザーからの話で計算すると20倍位乗っけて売りつけているそうなんDA!

良い商売してるよねぇ、まったく

 

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まぁ、そんな話は置いといて、湿度が高いから、今日はドッシリした音が出るだろうなと、42p-ppに火入れしてみた。

ニーナシモンの曲を幾つか聞いてみたけど、マイクロホンに息が掛かってドッ突く感じが重い。

NFは掛けていないから、ペントードやテトロードで起きる独特の軽はずみな傾向が更にブーストされて、タンノイらしからぬ重低音。

乾燥しているとコーン紙が軽くなるから、低域はパワーを掛けないと、パッと軽く鳴る感じを受ける。

ペレーニのコダーイ無伴奏チェロソナタのLPを聞いてみたくなったが、シットリ聞ける雰囲気でもなかったからやめておいた(^^;;

 

ある意味では樹脂コーンは、湿度では変化を起こし難いから、一定を保ち易くはなっているのかな。

温度変化が気になり所ではあるけど。

MS737に使っているKEFのB200ユニットは、コーンにゴムかなんかが塗ってある様で、ダンピングが良いけど、かなり安定感は高い。

同相で2発入っていて、口径2倍の近似を狙っている事とは思うけど。