プッシュのoptが無いから、電源で擬似的に試してみる。
動作させると結構熱くなるタイプの球の様子。
8Ω負荷で2V 0.5W出力を得るのに、信号が50Vpp必要で、発振器がこれ以上出ず限界値が分からない。
ソケット側に両サイドのグリッドを引き出していない意味が分かってくる。
最高でグリッドは380mW吸う様である。
データシートを見ると指定OPTは14kでスピーカーを8Wで鳴らせる実力があるらしい。
高周波球かと思ったが、どうも受信機のaf出力段向けの球の様。
それと、1953年のハンドブックで廃盤食らっていて、代わりに6SL7を使用とあった。
SL7もプッシュで使うとこんな出力得られるのかな?よく分からないが、SL7はPd1Wだったと思うから、それを超えるのは無理がある様なもの気もする。
シルバニアのデータブックでも79の項は無くて最終的にググった(笑)
B250Vで10mA流れ、カソードは直接アースしたが、60c/sから15kc迄は殆どフラットに使える。
低周波が落ち込んでいるのは電源トランスだからという事もあるかも知れないが、発振機の推しがイマイチ足りなくなっている可能性も考えられる。
増幅器として余裕を持った設計にすれば、この辺りはなんとかより良くなりそうな気がする。