A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/08/01

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外付けのコントロール ユニットを製作したのだが、案外お求めになる方が多くて、ケースが間に合わないという状態になって驚いたが、今度はMNのバランス(センター コントロール ボリューム)とATTを付けた物にしようか検討中である。

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鋳物のケースは普通のプラスチックやアルミ曲げのケースと比べると、かなり高価な品物であるのだが、ノイズのシールド性は非常に高く、密閉性も良いから、フォノラインのセレクタにしたとしても、シールド線は不要で、真のHiFiを追求するには、最良のケースだ。

シールド線は便利だが、300pfは線間容量がある場合があるから、シールド線自体がコンデンサと同じ事になる。

入って来てシールド線、出て行く方にシールド線、これで加算してみると、600pfとなる。

これでは高域がカットされる原因になって、伸びが悪くなる。

シールド線を使わずとも、ノイズが入らない回路や構造を考えるべきであろう。
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