A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/07/19

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今日は前会社の職人じーちゃんに呼ばれて赤ちょうちん

前は自分が電話していたのだけど、ちょっとここ最近ご無沙汰していて気にかけたのだろう。

70-80代ともなると、20代の自分とは違うし、色々”アッチが痛い、コッチが痛い”とあるから、そんな頻繁に誘っても悪いかなと思う節があったり、ゴチャゴチャ自分の仕事で貧乏暇なしって事もあって。

前回と言っても、今年2月に会ってるかな(笑)


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会社帰りの恵比寿の何時もの所で待ち合わせ。

勤めてた頃は”5時だーっ”てんでピンクの粉石鹸で手洗って、タイムカードみんなで押して、国鉄乗って来たモンで、懐かしいw(2年前のことかなwww

恵比寿で一杯やって、駅前の宝くじの露天でジャンボを売っていれば買って、じい様が面白いとスクラッチを買って、隣の喫煙所で咥えタバコしながらゴシゴシやって”あーだのこーだの”やって楽しんでw

今回はハシゴで、電車に揺られながらゴシゴシやって、当たった当たってないと小はしゃぎ(笑)

結局スクラッチは10枚で200円の当たりだけw

工場じゃ頑固爺だけど、タイムカード押したら後は自由(笑)

こう羽目を外すというか、楽しむ時は時間が無いながらも互いに信頼出来る人と楽しみたいもので(*´∀`)

ちなみに、疎遠状態だった職人達を飲みに連れ出すのには当初から至難の業だったけれど、多分就職2年目には一緒に行ってたと思う。自分は6年目で辞めちゃったけど。

職人ってどうしても頑なな所があって、若い時は行ったけど、今は呼ばれないし行かない、と。

でも結局、話してみれば互いに色々な引き出し持っているから、笑えたり、昔話を聞けたり、楽しいじゃんね。一番楽しんでる自分(爆


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う~ん、思い返すと自分が会社来た時は70代がメインで、自分は孫みたいな感じで、教えてはくれないけど、見て学べってスタイルで結構自由にやらせてもらっていたというのもある。

一通り、NCタレパン、ペーパー、ベンダー、セットプレス、溶接、フライス、旋盤、ベンチ、色々とやっていた。仕上げはメッキ屋だったり、塗装屋だったり車に乗っけてもらって行ってた。

それを配線なりハンダするなり、組み立てるのも後に工程に追加。ホントはこっちがメインで入ったハズなんだけどw

前社長は1つの品物を仕上げるのに、どんな工程を踏むか、全工程をやってみろという方式。

1年、2年経つ毎に体力的に持たないとリタイアした職人が多かった。

あの頃が一番仕事にやり甲斐を感じていたかも。

最後の方は事務所の範囲も任され、発送だったり、品物の受領印まで押していたw

仕事で必要になるジグも、自分で作るスタイルが通っていたが、社長交代。これで、社風が一変。

中途新人を入れて居なくなる分の職人をカバー、ジグは市販品を買えば良い等。

職人の代わりは新人では全てをカバー出来ず。

ジグは微妙だから作りたいのに拒否。やる気が失せちゃうから投げ出し。不具合が出てから見直しが始まるが、既に遅し。

中途新人は上へ上がる為なら人を蹴ってでも上がりたいとでも言うのだろうか、だけどお門違いも過ぎるよ。

町工場でそれだけの技術をお持ちで?(笑)

上っ面だけの知識よりも勘と器用さだと思いますが?

まぁ、それを見越せなかったのがOUTかな。残念。

口で説明出来る技術と、勘が頼りの技術があるって事、これは自分でやらないと。

 

残った職人も先長くないしローンが2020年だから、それを目処に…なんて話を。

務めている時に好きで買ったJunkのSeamaster、OHしてよく動いているけど、これ良くして勤め行ってたなぁ懐かしい。

風防を傷つけない様に、気を付けるながら作業すると、手先も去る事ながら、手元全体に意識が行くというか、自身の不注意防止になっていたw

う~ん、懐かし話をしたりするのもまた、思い出深いというか、良い時があったなぁと(*´ェ`*)