A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

SIGMA

SIGMAのミキサー続き。

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次第に、彼の求めているオーダーが見えて来た。

同じ考えの場合を想定してSIGMAも追加ユニットで回路変更が可能な様に作っている事も分かった。求めている事にに近い事ができる様になっている。

この場合のINSERTIONはI/Oでショートプラグが無いと、信号がここで止まってしまうと思われるが、パッチベイの別筐体によって、through(Pass)/I/Oループ、もしくはダイレクトアウト、または、ケーブル差し替え式のチャンネル入れ替えが出来るようにしているのだと思う。

本機はジャンパーでショートしてあり、この回路は非使用である。

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追加ユニットも付いていない。

おそらく、オペアンプが2つか3つの構成でこの回路が成り立つ設計だと思うが、この部分は不思議と27Vのバイアスがかかる様になっている様である。ファントム電源?

それとも出力の大きいトランジスタで出力するのであろうか?

そこ迄はユニットが無い以上、想像でしかないが、そんなに外れてはいないのではないかと思っている。

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それで、追加ユニットを追加してオーダーをクリアする事になるが、Pass、I/Oの切り替えのスイッチを本機に追加工するにも狭くて出来ないから、別途の函で操作する様にする。

そうなると、一旦、このジャンパーは削除して、バランス変換、バッファーで外へ送り出し、スイッチでスルーにするか、ループにするか。

もしくはパッチ盤のフォンプラグを追加してチャンネル入れ替えを出来る様にする事もできる。

その後に、再度アンバランスに変換して、ミキサーのInputへ戻す。

オペアンプは乗せようと思えば5個は乗りそうだから、遂行できる。

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オリジナルも、この様に立てたユニットであろう。

これは都合の良い基板である。

ピンから直接線を出して回路を作る。

入出力は、コネクタジャックの空きピンを使って、主基板側から線を出すから、このフェーダーユニットからは線は一切出さない。

プラグインで使える。

 

DB25のコネクタも買い揃えたから、後はバランスの細いケーブルを16m位買っておこうか。