A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

何が違うか調べる

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DV3000(12AX7)送り出しと、手製の8081のEQを通してTeac M3で送り出しをした音では明らかにに出て来る音が違う。

音楽が別物に聞こえる様な感覚に迄至って、うちの大蔵省がツベコベと難癖を付け出して、実は喧嘩に発展したのである。(よくある)

他人の預かりで試験をしなくてはならない事をまるで理解していないのも原因であるが、理解する気も無い、自分の言いたい事は全て正しい、気に入らない物は排除したいスイッチが入ると非常に鋭利な言葉で他人を捩じ伏せようとする様な具合で、喧嘩の結末は“あーはいはい。私が全て悪いんでしょ”で終決するのであるが、それもよく分かっている。何時もの事であるから、そこにも発展させない方法として、愚痴を言いたいだけ言わせて、私が言い返す事なくその場を退散する。

それで、寝静まった事を確認したら再度作業を始めれば良いだけの簡単な話。

それでも起きて来て、また喧嘩を再開させたいという珍しいパターンも存在するから、非常に私のストレスではある。

それも理解してはくれまい。

“あーはいはい。私が全て悪いんでしょ”

それで話が終わるのである。

 

 

脱線してしまったが、感想として言葉で言えば、低域がパサパサ、中高域がカンカンした印象。ラジカセっぽくも思える。表面的にはHiFiで、すごく綺麗な印象。

綺麗な表面的。デプスは非常に薄い印象。

でも引の良い低音と言ったら、そんな様にも聞こえる。

 

それに対して、手製は低域が豊か。出過ぎな位にゆったりとドロンとした様な濃い印象。

薄い表面的な綺麗さ、というよりも奥行きのある、前後感を思わすそんな印象がするのである。

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それで、PCM録音で2つの信号を採取して、何が違うのか、どうやったら近付くのかを実験してみた。

ソース自体は同じであるし、エフェクターに掛けた訳でもないが、変調をしている事には間違えないから、ニュアンスは変化があるであろうが、先日に調べた入出力特性のDistは殆どと言って良いほど無いから、高忠実なはずなのである。


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waveで落として、安いがHiFiで聞き心地の良いHPで聞いた限りで、この2つの差は、ザックリに低域が出ているか出ていないかの違い。

広がりがあるだとか、奥行きがあるだとか、そういう部分の差は感じられなかった。

 

 

Labo Originalのファイルが8081-M3を通った信号のデータ。

DV3000Originalが其の儘の無加工データである。

 


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それで、ファイル01ではLowをブーストさせると近くなるのか実験したデータ。

これは低い方だけが持ち上がった感がある。
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データ02では、さらに持ち上げ、範囲も増やしてみた。

これはブーストし過ぎた感が出たが、近くなって来た印象がある。
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データ03では、最低域側を抑え目にした。

比べると高域の明るさが異なるのも気になったが、寄せていけば、寄せられる事がわかった。

HPで聞いた印象では、もうどちらがどちらなのか分からなくなりそうである。

広がりだの奥行きだのという感じ方は、低域に潜んでいるのかも知れない。

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