A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2024/03/02

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Mono-Mixトランスのプロトタイプを作った。

以前は重ね巻きで実験した事があったり、2セクションでやってみたりやっていたが、今回は同時巻にしてみた。

CDPの出力インピーダンスは大凡20k基準であるから、20k目安に。

Imp Z 20kω(100c/s 1V)
27-33Hあった。

暫し細い線で巻き過ぎたかも知れない。

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開放でf特性を見ると低域は満足であったが、重ね巻きらしい特性になっていた。

高域は丁度、フィールドスピーカーの様な特性である。

ギャンとキツイ音が出る特性であるが、ステレオをMixとすると、ハイが相殺される様な、暫しモコモコになる印象があるから、それを軽減するのに役立つかも知れないが、10kc以降は急激に落ち込んでいるから、これはあまり良くない可能性が高そうに思うが、これはこれで試作品を作ったら使ってみたい。という依頼であるから、とりあえずこれで納品する。

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ステレオの同層部分で入出力すると低域の特性が暫し悪いが、これならば特性的にはより良い。

今度はHiFi巻きのサンドイッチにするか検討するが、これで思い付いた巻き方があるから、それも今度作ってみる事にする。