社長が居ないのは何とも不思議な時間に思うが、接客をしているとそれを忘れる時があるが、有る無しの在庫も私は把握してはいないし、“社長、これお客さん求めているけど、あるかな?”と聞きたくなると居ない事を思い出す。
昼に出ても歩く速さは普通になっちゃって着くのが倍以上早く感じた。
何時もは下らない冗談を横で言って笑っていたりしていたのが今は嘘の様に静かで気味が悪い。
会社に戻れば“おぉお帰りなさい。いらっしゃい。”と迎えてくれそうな気がする。
先々週の一件の3日前に私はいつもの様にショーケースに肘をついて話をしていた時、突如としてバンと大きな音と共に、その天ガラスが真っ二つに綺麗に割れた。
カッターで入った傷はあったが、割り壊した事の方が大きくて、月曜にガラス屋を呼んで火曜に入れてもらおうと思っていたが、月曜は確か雨か風が強かったから火曜にしようと予定を変えた。
私から電話を入れる前に逆に電話があって、丁度良かったとも思ったが、それは他にガラス屋を見つけたから頼まなくて良い。という内容ではなかった。
もしも割れたのが警告だったとしたら月曜にガラス屋を呼んで早く変えてもらっていたら、こんな事にはならなかったのかなと複雑な心境。