A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2024/02/16

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初段は電圧増幅だから、貧弱であってもドライブがカバーしてくれるから、終段をスイングさせるだけの電圧を増幅して送り出せる条件が揃えば良いわけである。

今回は+125V迄は振れるから、その位振れる初段が有れば終段をフルスイングさせられるという事である。

6SQ7、6Z-DH3がμ100だから、1V入れたら100V得られる事になる。

これは次段の負荷が極めて軽い動作時である。

直に6F6や6V6を繋ぐ様な事をやっている場合には負荷が重過ぎて電圧の代わりに電流が流れるが、引き込みに対して力が足らず、ある所を越えると盛大な歪みになる。

 

保管している球の山上に14F7があった。

6SL7、12AX7程度である。

都合良く2本有ったから、これにした。

特に意味は無いが、使わないと箱の底の方を使うに至らなくなるから、どんどん消費しようという具合。

詰め過ぎて底にある球が割れていた事もあって、揃うなら使おうという次第。

大切にし過ぎて割っていたら意味ないが、量が暫し多過ぎる。手が付けられなくなる位に、いざ見ているとどうして良いか分からなくなって思考が停止する。

選択肢が多過ぎると判断出来なくなるやつに陥る。

そんなミカン箱が10数箱あるからキリがない。集め過ぎた。

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電圧増幅、反転は上手く行っている。

これは優しいものである。