鳥子、28日迄やるとは言っていたけど、席は予約で一杯。
かく言う私らも、21日で勘弁して。ということだった。最終日は数入れたくないのだと。
ママもパパももう疲れていて、一杯一杯に人が入ると回すのが大変で、付いて行けないと洩らしていた。確かにお客は座って注文出すだけだけど、厨房では調理して盛り付けて、配膳して、洗い物して、勘定して…と考えたら、人数増やして対応するとなると容易ではないのは良くわかる。
2時間居た間に電話が幾度となく鳴っていたが、断っていた。
もうこれっきりで終いなのだ、という気がしなくて、いつも通りな感じに美味しく頂いたけれども、もうこれに代わる味の店は私は知らない。
私の中では最上位であったから、他の店と比べると、大凡これなら鳥子行きたいな、となるパターンは多いから、相当好みにしっくり私には来ていた。
代わりを見つけるのが先か、忘れてしまうのが先か。分からないけれど、味覚的な部分は忘れるものかな？案外近ければ、例え忘れても思い出しそうな気もする。
そんなでお客が減った所で記念に写真撮らせてもらって、近所であるし、うちの店へ何かのついでに通る様だったら顔出して下さいなと。
そんなこんな、店も終いだけど、建物も区域一帯全部壊して再開発するっていう事だから、家の物ももう全部其の儘処分で良いやって。
それでレコードも置いて行くという事だったから貰った。それと、戦後とは思うけど大分古そうなストーブを貰った。
ただ、耐熱レンガみたいなのが割れちゃっているから、交換があるのかなぁ？
編み込んであるリンゴパイみたいな白い焼き物の部分。
掃除してから様子見してみる。
