A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2023/11/05

f:id:A2laboratory:20231105223335j:image

E.140の続き。

Ebb250

Rk50

Ik10mA

f:id:A2laboratory:20231105223339j:image

試験器のバイアスに大してのgmの動きの具合からして、電流は流れ難そうな印象があったから、0バイアスに近い状態、ハムバランサだけで試しに通電すると、思った通り流れ難い。

f:id:A2laboratory:20231105223343j:image

μは25と書いてあったから、それを当てにすれば、4倍の入力トランスでも、大きい音は出せない。
f:id:A2laboratory:20231105223331j:image

でもって、すぐに歪む。

もっと強靭な入力で、A2で振らせれば、少しは大きい音が出るかと期待して、5965Aのバッファで大信号を入れてみたが、音は大きくならずに歪んだ。

10mAのメーターがブルブル震えるから、もっと供給電圧を高く、表記にある様に600Vを印加すれば、電流も流れるし、もう暫し出力は上がりそうだが、如何せんシングルでは大出力を望むには難しい所か。

807のAB2ppの様な具合に、あと3本集めて組んでやれば様になりそうであるが、@¥30k以上する代物だから、3本で¥90k超え。

部品とを考えて¥150kは軽く超えるから、そこ迄投資しても…

その前に大きい球のストックが沢山ある。

これらを使った後に暇をしていたら作っても良いが、やはり金銭的に余裕がないのは言うまでもなくて、お金になる仕事が殆どない私にはこれらを作っても安く手放す事を考えたならば、作らない方が良い状態。

中東、発展途上国のレストランでは、今眞空管アンプを使うと所が多らしく、人気らしい。

売れ行きも良いらしいから、多分そっちの方向へ物資が流れていて、ビンボーな我が国には殆ど物が流れて来ないのかも知れない。

私的には、輸出しても良いとは思う。バイヤーからオファーがあればの話であるが。