A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2E24

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宿題に2E24を渡されました(笑)
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2E24は4極 直熱管で、2E26が傍熱管である。どちらも特性は互角。

2E24は2秒で立ち上がるという最速の球だ。

全段直熱管を使えば、石アンプの様に最速で鳴らせる様に出来る。

ABで40W得られるらしい。

シングルで3.9W

フィラメントはカソードに塗ってあるモノが塗布されているのか、トリタンの様には光らず、ホンノリ赤くなる程度である。

カソードはフィラメントの中点が出ている。

大きさは6V6程度であるが、トッププレート。

袴はメタルシールド。

メタルGTは1番がシールドであるが、これは8番がシールドである。

茶袴だから、選別品。

黒は一般。

赤は高寿命版の選別品。メタルが多い。

緑はX-ray系の高感度球に多い色。

 

さて、ppで試しに作ってみますかね。

電源はどうしようかな。

昔誂えてもらった全波のトランスがあるから、これを両波整流して、その片側に逆接で整流管を設けてB-を得て、定電圧放電管で欲しい電圧迄落として使えば、これが-Cになるから、専用巻線も必要ない。

これでカソードは共通でアースに落とせるから、ノイズ防止にもなるであろう。

固定の方が自己バイアスの様に、大出力時に深く掛かる方向へ倒れないから、より出力が最大付近まで安定して出せるであろう。

データーシートにあった40Wは本当に出るのか試してみないと分からない。

出力トランスが割に合うのが手元にない。

誂えてもらっても高いからなぁ。クズみたいなのをオクで安く買って部品取した方が安上がりになるかも分からない。

兎に角トランスもシャーシも高い。

一番安いのは球かも知れない。