昭和19年 K251
S19だと戦時中。
KXのソケットであるが、f以外の2本は不要であるからケチっていてピンはない。
螺旋トリタンと思われる。
構造からして高圧整流管。レーダー関係であろう。
定格が分からないが、エミッションはかなり低いから、実用用途にはできそうにない。
HX-966。866になる前の旧品。
S管であり、更にフィラメント囲いもない。
そんなだから、放電はガラス一杯に広がる。
かなり妖艶。
然し乍ら、強力な紫外線も出ているから、直視していると殺菌されて良くない(笑)
殺菌灯と同じである。
あまりエミッションが良くない様であるが、暫し加熱しているとエミッションが戻るかも知れないが、水銀管の場合はもう寿命かも知れない。
どれも博物館行きである事は間違いない代物と思う。