A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

6N8P、6SN7、12AU7、5965、6188

OS51アンプのその後。

6N8Pよりも6SN7の方がマイクロホニックが少ない。

6SN7よりも12AU7の方がマイクロホニックが少ない。

12AU7よりも少しゲインが上がる5965はハムも少し大きくなる。

 

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6188が手に入ったから、初段とコンバータに使ってみる。

マイクロホニックは6188が一番少ない。

ハムも静か。

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NFBがoffの時は、ピークが鋭く、インジケーターランプは強弱がある。

エクスパンダを付随させた様な、大小の差が大きくなる様である。
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NFBがonの場合には、インジケーターランプは点くと一定で、強弱が淡くなる。

0dBのコンプレッサーの効いたソフトの場合は、綺麗にこれが均一に来る様である。

従ってピークは元のソースに近いものとなり、忠実度の高い状態になる。

躍動感なる具合は抑制されて、ピークが殺されて、効いた感じはマイルドになる。

スピーカーの制動力が悪い場合にはNFBを掛けていた方が締りが効く事になる。

従って、ドッと低域に制動力が出る。

大らかに鳴るような具合、NFBのない場合は、ドーンと低域に尾を引く様な具合になる。

スピーカーユニットに制動力が強い、古いユニットではこうはならない。

比較的最近のユニットであれば、NFBが無いと低域のモコつきは解決しない可能性が高い。

古いユニットの場所はNFBは無い方がスピーカー自体に制動力があるし、ピークも綺麗に出そうだ。

逆に古いユニットにNFBを掛けた場合は、制動が効き過ぎた音になりそう。