横向き電極の古いタイプ。
データシートにはAFの表記があるから高周波特性は悪いのかも知れない。μは8。
不思議な事にUXのソケット。
データシートではB4表記。
宮田製造所 エレバムとも入っていて、あまりにも体裁良く仕上がっているから、ソケットだけを売っていた事があるのかな。
それとも、UXに替えて売っていたかな。
国内ではUXやUY、UZが主流で、B4、B5、B7、シーメンス5p、6pは想像で売っていなかったのではないかな。
WEの脚の短いタイプも国内では使い難い為に、普及していたUXのソケットに対応させる為に、日本電氣がWEの技術提携で作っていたタイプの球は脚が長い。
ps:調べるとA609-UX標準型というバージョンも存在した様子で、当時から2種あった様だ。
これはロストルもバッチリで、後でアマチュアが交換したにしては、出来栄えがスコブル良過ぎる。
一方は古い絶縁テープが巻いてあるが、多分同じだと思われ、ガタが出ているだけではなかろうか。袴は無表記のUX。
直熱3極管、Ef6、If60m
フィラメントはオキサイドで、ボンヤリタイプ。
細いのが4つ折りになっている様子。
Ipを90Vで確認すると共に流れた。
少し無理させて10mA流してみると、フィラメントに付いていたと思われし黒い酸化物が落ちたらしい。パラパラと管内に現れた。
少しは活性化が進んだかな。