重ね巻き、インターリーブ、ピアレス巻き、アルテックをコピーしたバージョン等。
MCトランスはデノンのコピーバージョンと、アルテックコピーバージョンとで2種類作った。
珍しいMM用トランスは1.5:1で、MCトランスとは逆に減圧する。減圧すると圧縮に働き、インピーダンスが低くなり電流も多く流れる。
線間インピーダンスが低ければ、引き回しの線に影響が少なく済むであろう。
更に、入力信号が大きくて増幅段で歪むのを防ぐ役割にもなると考えた。
大抵のフォノEQの初段は12AX7であろう。これは結構歪みっぽいから、圧縮してボリュームをそこそこに上げらられる位置へ持って来ようという試みでもある。
一般のカーボンボリュームは上を向いた位置が、メーカー推奨でも特性が揃うポイントである。
試聴とをしてみる