A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

5670Wで構成したマッキンのコピー SOLD OUT

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去年3月に作った個々のイコライザカーブに合わせられるマッキンのコピー機

居間でタンノイを鳴らしていて問題は特に無かったが、ハイを絞ったり、ローを最大にブーストしてみたりとやった時に、モーターボーディング発振が起きる。

トーンコントロールを触った時に安定が不十分になるから、それを改修。

その前にも改修をした記憶があるが、至らない点が残っていたという訳になる。

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自分が使う分には、“この領域は発振するから....”と加減して使えば良いだけの話なのであるが、7625を知ってしまうと、気に入ってはいるが、この機体も手放しても良いかなと思ってしまって、例え売るにしても不安定要素残りでは問題があるから、完全に仕上げて良品としておくことにする。

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結局の所、グリッドに発振防止のReを追加して試すと発振は起きなく、安定的になった。

他にもっとハムが消えるか色々やって部品を追加してみたが、7625にはやはり及ばなかった。

B+は完全と言って良い程にリプルは消え、ヒーターもDC点火でリプルがあるものの、少ない方。

7625はAC点火でハムレス、ノイズレスだから大したモンだ。

DC点火にしたら、また相当静かだろうな...
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シャーシを閉めると全体のシールドが効いて、殆ど静かになる。
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夜に浮かぶ屋形船の様な、幻想的なヒーターの燈が綺麗であるけども(o^^o)

 

これにて改修終了。

結構良いから、やはりオクに出すのは勿体ないかな。良さの分かる人で欲しがる人が来るまでは使っていよう(^^;;

 

SOLD OUT