A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

ストロボトロン 1D21

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UXソケットのStrobotron 1D21

全長は100mm程であり、電送用放電管に近いデザインであるが、照射口の向かい合わせに電極があるのである。

使い方としては、横面を使うのだと思われる。

電送用放電管の場合は、照射口の向かいにレンズを設置して使うと思われる。

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定格はアノード電圧最大300Vであるが、120Vを超えた程から放電開始した。

放電開始にはトリガー入力が必要で、コントロールグリッドにカップリングを通して、そこをショートさせてトリガとし、放電を開始させている。(データーシートより得た回路構成にて)
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思った以上に明るく上部の電極目掛けて放電が見られる。

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放電開始のトリガーを必要とする雰囲気、ウェスタンの定電圧放電管に似た印象である。

第2格子、シールドグリッドに発振信号を入れるとストロボになりそうである。f:id:A2laboratory:20210111174128j:imagef:id:A2laboratory:20210111174123j:image

どういった機器に使うのか分からないが、速度観測系の品物かな。

レコードプレーヤーの横に回転見るのに置いておいたらかなり目を惹く事であろう(笑)