フランスで作っていた古典球、それのレプリカ見本品を譲ってもらった。
R Type Valve、TM管
WWI、第一次世界大戦の時に使われたの軍用の球らしい。割れ易そう(^ω^;;)
螺旋のグリッド内に細いフィラメントが1本走っていている。
通電すると僅かの電圧でポワァと燈った。
1.2Vで300mA流れたが、定格は4Vで500mA流れ、結構煌々と光る。
結構細いのに、良く光るから切れるんじゃないかと心配になる(^^;;
しかしながら、3.5Vを下回るとカットオフの様に増幅度が無くなるという具合で、当時は定めし湿式電池が使われていたのではないかと思うが、急に通信が止まるという事があったのではないかなと思ったり。
簡易に動作させてみる。
Ebb85
Ep39.4
Rp100k
Rk30Ω
Ik0.45mA
μ4
Sig. Max 3V
これでいくと内部抵抗rpは87k程かな。
ゲッターは無いし、プレートにジルコニウムも塗布されている様には見えないから、ガスが発生すると比較的早くに不良になるのかなと推測。
μも4だから、8本使っても5670の1本分程。
12AX7相当にμを稼ぐとすれば、簡易計算で25本(^^;;
実際はμが100有っても、100は出ないから、25本集めた方がゲインは高くなるかな。
1本しかないからモノーラルにしかならないけれども、ミテクレが面白いというだけの事だが、アンプを組んでみようかな。