A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

4B27

ちょっと前にも試運転したのだが、水銀が幾分ガラス面にビッショリしているものだから、加熱してやる事に。

使っていなくて、水銀が酸化して曇った球になるのも良くないのだけれども、この類の球は長時間使わないと逆に劣化するとの言われがある。定かかは不明であるが。

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電圧を上げて行くと定格電圧になってもフィラメントが赤くならず、線は温まっているから電流は流れて間違えはない。

何だろ何だろとやっていたら、ワニ口がすっぽ抜けてしまった。

なんだ、折り返して圧着しただけ。

昔の電話機と同じ製法だったか。

10Aはこの線では酷な雰囲気があるが、ハンダして線抵抗を減らしてやれば、変に熱くなる事もなかろう。

このワニ口は、新しい内は接触抵抗が低いが、暫くして、表面が酸化してしまうと幾分接触抵抗が大きくなる。

ダメになったら新しいのを買ってくれという事なのかも知れないが...
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