製作サンプルで目を惹く物を1つ店に置かしてもらおうかなと3種のマジックアイを同時に動かすオーディオレベルメーターを試作した。
6R-E13はラジオから外した1本しかなく、中央に設けたEM83も手持ち無くて、店に行かないと無いから、ユニットを持って行ったら付けてみよう。
ガラ箱を探したら6M-E5のソケットが無く、p線切れの物があって、ターゲットにB+を印加すれば光ったが、変調出来ないから、単なるパイロットランプであるが、まぁ光るから、何かの時に使う事にするかな。
ソビエトのEM80。
6R-E13とピンアサインは同じにしているから、動くが、向きが合わない。
色合いは水色寄り。
6DA5はEM80の中央の羽根が無いタイプと言っても良いだろう。
6E5と同じ色合い。グリーン。
今回は全て球式の構成にした。
ドライブは6BN6で、これはテレビ/FM球であるが、マジックアイユニットを作るには都合の良い複合管で、丁度12AT7に似た3極部が1つと6AL5と同じダイオードが2つ入った球である。
これで増幅とマイナス信号が作れるから、他に何か素子が必要にならず、1本で用が足りる。
各種マジックアイはピンアサインが同じであっても、角度バイアスが其々に異なるから、本来であれば、1本づつにレベルセットを設けた方が良いが、ある程度の範囲で固定で組んだ。
マジックアイは大凡2000時間が寿命であるから、真空管の中では短寿命の部類になる。
高圧を掛けると、また少し明るくはなるが、最終的である。
然し乍ら、光らなくなっても、今度は増幅に使えるから、その後の利用も可能である。
別ユニットで、6E5、6G5、6U5G、6DL7、6M-E5、6M-E2辺りを動かそうかな。