A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

6Z-P1 試験

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先日作った6Z-P1のF特を見ていなかった様な気がするし、低域が妙にダンピングが良くて、高域が靄っている様な気がして、NFBを少し掛けようかと、ひっくり返してみた。

特性は、以下の通りだった。

20c/s -3.5dB

200〜10k 0dB

20k -0.5dB

別段言う事ない普通な感じであるが、聞いた感じは低域が良く出る。

スピーカーのインピーダンスが複数並べているから4Ωかソコソコになるだろうから、その辺りもF特の変化が生じている事であろう。

8ΩのS.Pであれば、大凡特性通りに出ると思われ。

ロー出しにしておけば大抵問題無いが、6Z-P1の内部抵抗が高いからか、少しの変化でかなりの変化が生じている可能性が考えられる。

NFBを掛けてみようかとも思ったが、全体ゲインを低く作ってしまったから、更にゲインが下がると使い難くなるかなと、改修はやめにした。

タンノイで鳴らした方がインピーダンスとのマッチングも良いだろう。
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代わりにソビエト6V6 AB1のセットに変更。

聞いてバランスの良い音がしている。

低域は6Z-P1とは真逆に締まってポンポンしない普通な忠実性の高いHiFiセットである。

良いソースでないと、変な音が耳につく。

mp3のビットレートの低いソースはジュルジュルと変な音がするのがよく分かる。