A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2020/02/16

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ドラマ、絶対零度の撮影現場(o^^o)

店を閉めた後に撮影したみたいで(笑)

せっかくだから、開けている時のシーンカットにしてほしかったなぁ(笑)

 

 

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良い具合に動いていてゼンマイも巻けているので、時計側の調整も。

どうやら本剣車もパイプも交換してある様で、板に合わず、かなり窮屈になっていて、回るのに高負荷で円滑に回らない。

上板も下板もグニャグニャになっていた理由は、どうやら段違いで合わない部分を、強制的に曲げて合わせていたらしい。

しかしまぁ、モーターと言い、合わない物を組み入れ過ぎて全体に均衡が悪くなっているのは言うまでもない。

が、それを修繕するのも、また楽し(笑)

 

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元型では消費電力1ワットであるが、私の手製は幾分食っているのか、調べてみると、100V入れて、約150mA。

15Wも食って効率が悪過ぎる(笑)
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250mAレンジ読みにて。

しかしまだ問題があって、ゼンマイが半ば迄捲き上ると、其れ相応の逆トルクが強まる訳で、モーターが止まってしまう。

完全に巻かれる必要はないが、8分目迄は巻けてほしい所である。

 

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色々考え、戸上のオリジナルの回転子を手にして思ったのは、少し重いかな?と。

そこで色々考え、アルミ合金としても、やはり円盤が重い気がする。

もし他に誘導性の高い素材を考えると、銅板か。

すぐさま北千住へ行ってきて、ハンズで銅板の2つを買ってくる。

写真はt0.5を加工してもの。

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回るが、トルクがあまり得られず。

然し乍ら、t0.5で、t1のアルミ板の様な雰囲気がある。

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すぐにまたt1の銅板を加工し、実験すると、より強いトルクが得られている。

寝かすと止まってしまっていたが、止まる事なく動き続けている。

素晴らしい。

どうやらオリジナルは、銅板かで、それにアルミっぽい少し燻んだ銀色のメッキが施してある可能性が高そうである。

定めし、銅板とすると表面の腐食防止であろう事と考えられる。