A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/09/24

f:id:A2laboratory:20190924204041j:image

ヒーターの配線だけでも線が混み合っていて綺麗ではないけど、致し方ないかな...。

f:id:A2laboratory:20190924204039j:image

かなり無理のある配置である故、ヒーター点火してみると、結構の熱が出る。

ケースに入れると大分熱くなりそうな雰囲気がする。
f:id:A2laboratory:20190924204027j:image

特に117L7は、発熱量が多い球だから、これが四角形に並んでいると、倍増している様な気もする。

ケーブルやリバーブユニットが大丈夫か少し心配。

アルミ板で遮蔽板でも付けたらまた違ってくるかな。
f:id:A2laboratory:20190924204031j:image

117L7のカソード抵抗を電球で代用出来ないかやってみると、可能であった。

ランプの許容電流をオーバーするとヒューズ代りに切れてしまうから、半分程度に抑えて、大体その電流を流した時の電圧分が両端に現れるから、これがバイアスになる。

P.Lとしても薄暗いが光っているのが確認出来るし、一石二鳥である。

専ら、こんな事をしなくてはならないのは、100Vタップだけを使用して、ヒーターのON-OFFだけでパワーアンプを動作させるか、単にラインアウトだけを使うかをやっている故に、電源トランスにはラインアウト用で動作し続ける構造であるからである。ランプ用にスイッチが2回路であれば良いが、値段が高いから使いたくない(笑)

尚、ヒーターを切っても整流部のプレートには電圧が印加された儘になるが、整流部もOFFされる事になるから、Bの平滑回路上で負荷無し運転されるという事はないから、極めて安全と考える。

何時も危なっかしい回路構成が多いが、今回は必然的に安全な方向に向く仕様の球であったという感じである(笑)

 

 

 


f:id:A2laboratory:20190924204034j:image

実は朝っぱらに本機を見たら、6414が空気球になって不良球になっていた。

ガラ箱にあった球だから、致し方ない。

ピン曲がりが激しく、これを直した際に、僅かでもヒビが入ったのであろう。

これを外そうと掴んだ所、ヒビが廻っていた様で、グシャリと潰れてしまう。

最悪な事に、摘んでいた親指にはガラス片が幾つも突き刺さってしまう。

中指も軽く刺さったが、親指の方が重症で、細かいガラス片が潜っていないか心配になる量。

全て抜いたつもりであるが、絆創膏の上から、ちょっと撫でるだけでもチクチク、ツキィッとした痛みがある(ーー;)

まぁー全く、ドドドっと流血するのを見ると、ドキッとするもので、全く注射もダメな方だから、自分でやっておいて気が遠くなりそうだった。目の前の色が銀色になるヤツだ。

空気球は慎重に抜かないと、真空時の、いつも通りの強度が無くなるのであろう事が勉強になっただけでも良しとしよう(^^;;

 

今日はこれからトンネル配線工事に携わらないとならないから、手が痛いのはかなりの痛手。

深夜作業は怖い...?いや廃墟マニア(?)にとってみれば、一番怖いのは人間だね(笑)

では、行ってきます。