A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/08/20

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部品屋でトロピカルフィッシュのJunkが幾種類かが安く出ていたので賭けてみる事にした。

リード横が割れていて、かなり危険な香りしかしないが、”数十個買ったって、1個アタリがあれば元取れるでしょ“というスタンスらしい。

確かに良品を売っている価格を割っていて安い。

しかし、1個もアタリを引かなかったら御釈迦だが(^^;;

幾種類かを買って、高圧絶縁試験をしたが、ヒビが入っている物でも、無限大を示し良好であった。

容量も表記通りあって、ただミテクレが割れて良くないだけの様だが、内部に湿気が入ると劣化を早く進める原因になる事は分かるから、ワニスかで塗布して封をした方が良いであろう。

今は良くても、使っていて絶縁が落ちると、不要バイアスが掛かり、歪の原因になり、不具合の要因になり得るから、デットストックであっても、対策をしてから使わないと後々に問題がチラホラ出て具合が悪い事はよくある事だ。

モグラ叩きが好きな場合には良いが、お客さんの元へ行ってからの、モグラ叩きは好ましくないのは承知の通り。

結局古い部品は、製造時の状態からは維持出来ず、徐々に劣化が進むもので、生物と思ってもらえれば、分かり易いであろう。

遅かれ早かれはあるが。

 

 

 


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商店会の集まりで呼ばれてバーに。

あっち行ったりこっち行ったり、まぁ忙しい(^^;;

リキュールの色が幻想的で、トロピカルフィッシュの様(笑)

洋モクをプカプカやりながら、何を塗布しようか考え.....ながら会の話も聞いて(笑)

 

トロピ、とりあえずカップリングに使える容量のをGetしたから、誂えで1台作る予定。

モチロン、防湿行程をして耐圧試験をして、実用的かを見極めて。

ヴィンテージパーツはこういう所が手間なんですな...

手間を省いて高く売ってるだけはJunkと一緒。良くない...

 

 

 

 

 

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さっとFIXにドブ漬けで通して、乾燥させて絶縁と容量の変化が出たか見たが、変化なしの良好。

実用的である事が分かったから、これで進められそうだ。