A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/06/28

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5654を多量に余しているから、アンプが組めないか試験してみると、5極使いでも3結でも、20c/s〜20kc迄フラットな特性が得られる事が分かった。

球にはNHKの印字があったりするので、カメラかテレビに使われた球と想像。

5極使いの場合、RpとRsg、Rkとのバランスで、10kc -3dBとなる場合があったが、中域、低域側は一定に安定していて、高周波で使用しなければ、多少の不適当でも特性はまずまずの物になると思われ。

 

3結でμは25、信号入力3VMax

5極使いでμ57、1.4VMax

 

3結の場合、カソード抵抗でバイアスの良い所を探ったが、どうもカソード抵抗無しのゼロバイアスが歪みも少なく特性も揃うという結果であった。

代わりに、G1には500k以上の抵抗を入れて、高抵抗でバイアスを掛ける方法でなければならない。

 

それから気になるのは、マイクロホニックであるが、6267等よりも小さく球も小型であるから、もしかすると良好な結果を得られるのではないかと思っている。