オートチェンジャー色々。
Wurlitzerの1015
ジュークボックスというと、多分このイメージが上がってくると思う。
この機体は、1945年の戦後復興の象徴となったモデルで、アメリカも娯楽に使う鋳物の使用を制限する程、実は切羽詰っていたと考えられる。
その解禁の1台目が、このモデル1015なのである。
派手な印象があるが、当時はまだ珍しかった、プラスチックが全面に使用され、グルグル回るカラーと、NOMAのBubble Litesが搭載された新時代のデザインとなった。
当時、プラスチックを透明にする技術がなく、若干飴色をしている。
また、見た目に反して木製なので、かなり内部は雑な作り方がチラホラ。
鋳物が使われている部分もあるが、裏では木製のフレームに取り付いている。
Wurlitzer 1015は左からレコードラックを引っ張り出して来て、ターンテーブルが上昇して再生を始めるが、こちらのThorens TD224は、レコードラックから、器用にレコードを摘んできて、ターンテーブルにセットして再生するというタイプ。
1015はレコードサイズが決まっていて、10インチ、78rpm専用であるが、224はサイズフリー(毎度自動計測)4スピードとワイドに使える。
SP盤もLPも関係ないが、速度だけ1発決めないとならない。
ドイツ、ワーリッツァーはエラーが少ない。
当たり前だが、公共に置いておき、お金を取る業務用だから、エラーがあっちゃ困る。
タフで頑丈である。
少しコインメックが調子が悪く、コイン詰まりを起こすが、それはまたプレーヤーとは別機構だから。
どちらも1モーターであるが、スイス、トーレンスは、多種多様である故か、稀にエラーを起こす。
こちらは、繊細、シビア。
どちらも見ていて面白いのは変わりない。
他にも、ディスクを裏返すマシンがあるが…それまで欲しがったら、床が抜けるんじゃないかな(; ^ω^)
流石にフィギャー作ったみたいに、ネンドじゃ歯車は難しいしねぇ(^_^;A