作ろうと思ったキッカケは、当時流行していた1/1スケール フィギュアが販売されていた事。
しかし価格は100万超えと、まぁお高い。
という事で、自分でネンド捏ねて作ったら、幾ら掛かるのか? 試してみる事とした。
デザイン的に細かい部分が多くて、衣装の裁縫が難しいのは色々シンドイので、大神さんにした。特別理由はない。
2018年 4月開始
アルゼンチンのデザイナとの事。
大神さん、有名でもない(?)し、取り上げられる事がないので、光が当たれば良いかなとも思ったり。
尚Twitterはやっていないので許可はもらっていないけど、売り物じゃないので大目に見てほしい(;´∀`)
型紙が欲しい事もあって、MMDでキャプチャしたのを、等身大になるようにプリント。
繋ぎ合わせて149cmに。
シッポのコンセントは服を着せるのにも、抜き挿し出来る様にメタコンを採用。
ネンドは色々あって分からないから、何でも試してみる。
ニューファンドは硬くて使い良くなく、ラドールの赤いのが一番良かった。
他のは追加で盛った後にバラバラと分離して接着具合が悪いので、やはり上手くなかった。
5月
何処から作ろうか迷ったが、焼き物の様に土台部分から、上へと作る事に。
10代っていう設定だから、サイズは23cmくらい(?)かなと作った。
ソールは分厚く作ったから、乾燥までに時間を食うから、真空管アンプの上で強制乾燥(笑)
内側は速乾を考えて中空とする。
両足同時進行...
荒削りして形を綺麗に…
それでも乾燥に時間が掛かるので、手も作っちゃう。
ブーツには別珍貼りをする予定だったから、シワまで再現しなくて良いかなと思ったけど、細くなって強度が落ちると折れそうなので、シワ寄せして厚くしておいた。
パンティは同等品がコスプレ用で売っていたので買ったw
盛る、乾かす、荒削りを繰り返して形に。
単なるフィギュアは、何処にでもあって面白くないので、LP レコードのジャケット スタンドになったら面白いと考えていた。
折角の等身大であるし、店に置いても悪く無いなとw
屑は水に浸して練り直して再利用。
左脚はアクションを付けて、カカト浮かしのスタイルにしたかった。
その為に洋モクの空箱を使っている
良い感じに進んでいたが、足首のシワ後の括れ部分が薄くなったか、折れてしまう。
中空なので、芯を詰めて内側からペーストにしたネンドを詰めて固めて修繕。
6月
もしかするとBNCの配線が入り用になるかも(?)と考えて、とりあえずハンダしておいた(笑)
11月
暫く時間が開いたが、完全乾燥と、ある程度の強度が欲しかった事もある。
手を継ぎ合せ。
ザックリ顔を成形。
と、やっていたら、腕が折れてしまった(ーー;)
ここも中空だから、芯が必要。
折れた腕を修繕…
頭はペコちゃん風に、バネを入れているので、ドつかれても首が折れることはない。とりあえず(;´∀`)
髪の毛のディティールを深く
顔をペーパー掛けして仕上げ
髪の毛も仕上げて、グレースケールでチェック。
細かい所はパテ入れ、それで埋まらない場合は粘土を継ぎ足し。
ボディもペーパー掛け。
服部時計のタイムレコーダーの横で、ガンガン ペーパー掛けして、粉っぽくしてしまった(^^;;
機械に入り込んで壊れても面白くないから、新聞紙で全体を養生する事にした(^^;;
遅いような(;´∀`)
12月
何度かペーパー、盛り、サフ吹きして、気に入るレベルに。
下地吹きして、2度塗りして乾燥。
失敗は出来ないがラッカー塗料でダイレクトに色入れする。
アクリル絵の具が有ったから使ったが、上からシンナーやアルコールが入ると滲みを長く生じ、良くないのでやめた。
やはり乾くと定着の良いラッカー塗料ダイレクトが自分は使い勝手が良い。
暗い色から入れて行って、次第に明るい色を入れて行く。
サンプルに近いデザインに寄せる。
チェック。
ピンク頬を入れたら色入れ終わり。
仕上げにニスを2種塗って仕上げる。
台にしている机みたいなのは、Seeburg (しーバーグ)のジュークボックス(笑)
ちなみにモデルは、Golden Jet 100 で、1970年製の7’ シングル 50枚(100曲セレクト)
70年代に入ると、レコードは見えない形式になって、筐体もコンパクトにコストを抑えたモデルが殆どに。
80年代はマイコン式になって、押しボタンが並んだ形式から、テンキーに変わって、一層面白くないデザインに。
修理するなら、やはり昔の機械らしい機械式が一番やり甲斐を感じる。
結局、何度か修正する内に、カカト上げスタイルじゃなくなってしまった。
耳の出具合が左右で合わないので調整…
チェック…
下地
色々とリアリティにやり込み過ぎたかも…(;´∀`)
2019年1月
別珍を貼り合わせる。
後ろで縫い合わせて、ぬいぐるみを作る感じで仕上げていく。
いい感じ、いい感じとやっていたら、ガタッと
( ´゚д゚`)アチャー
足元見過ぎて、少し倒れかかって来たかな?と思った時には、頭はすでに斜め45°を超えていて、其の儘ガッシャリ、倒してしまいました(*_*;
細かい部分が粉砕破損したので、埋め直し。
ペーパーかけてパテ入れ、色入れからやり直し。
とりあえず、中途半端になると宜しくないので、広い場所で、もう片方も。
ちなみに、計算するとここ迄で、2万円ちょっとと、業者さん価格の1/50。
To be continued