A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

14.7.1

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OSを更新しないとAppのアップデートが出来ないしEbayで検索もアカウント表示も出来なくなるという具合で仕方なくOSを更新したが失敗だった感強め。

後の祭りではあるけど、eBayはPCで閲覧すれば良かっただけだし、アップデートなんてしなきゃ良かったなぁ(ーー;)

 

それで、気に入らない点としては通知が無という事。

メッセージで何も通知がないから、別に何も届いていないと思っていたのだけど、実際は何通か届いていて、その通知が一切なくて。

それで、色々やってみて効果が有ったのは通知の繰り返しを1回とするのが良かった。

無効の時は無だった通知が1回にする事で来る様に。

2度通知音が鳴る時もあれば1度だけの場合もあって、初っ端ファールな時がある様だ。

そんなでとりあえず、これに慣れるしか無いかなと思い始めた次第

2021/08/29

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300Bを整流管に使ったT20/T40のシングルステレオアンプ製作に火が付いた(笑)

 

というのも、トランス誂え依頼を出す都合上、何なら一括で頼みたいと思った次第で、P.T、OPT、CH、まとめて15台の注文を出した。

試作用で特殊な類のトランスも含んでいる。

知り合いにもせっかくの機会だから、欲しいトランスが有ったら一緒に注文するよと連絡して、その分も含んでいる。

過去最高個数の一括注文かも知れない(笑)

 

次々と製作予定は入っているが、小物はあまり大して面白くない。

500mW、1Wでは普通の巷に出回っている普通の物と大差無いだろう。

これは依頼主にも話しを通してあるが、それでもその球の音を聞いてみたいとの事だから、それであれば良いのであるが。

私的には、大きい球で巷には、そうそう無い凄い音のするアンプの方が面白く思う次第である。

と言ってもKT88やらは面白く無く、それなら807の方が余程面白い。

 

それと大きい球を使っていながら、ドライブがグリッドに吸われてヘコたれる様な設計では、よく言われる“ただ大きい球を動かしているだけ”となってしまうが、その辺りもそうは言わせまいと、シングルながら巷には無い大出力が得られる設計で毎度ながら進める。

5B38の時も、3W程度出るアンプは自作する者がいたが、やはりミテクレが大きいだけでの産物で、分かっている人からすると損失が大きく無駄だと評価は薄い。

そんな事もあってシングル150Wの出る設計にしたが、いざ完成させると、今度は本当にやったかと、まさか。と笑って良くやるなぁというだけであったが、巷にはこんな突拍子もない物はそうそう無い。

ただ大きいだけのミテクレじゃない実力派は1つ2つ、それ以上に特別と考える。

2021/08/28

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今日は早上がりで帰宅。

つむニャンの耳がどうも問題が起きているらしい。

というのも、痒い様で、パタパタと引っ掻いている時にクチャクチャ水っぽい音がしているし、瘡蓋の様な黒っぽいのも落ちているのも見る様になって、耳の中を見たらグチャにベタベタだし臭うし、拭いても次から次に出て来て、奥の方がもっと溜まっている様で、こりゃマズいって事で獣医に見せに行ったわけで。

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結局、菌が派手に繁殖したとかで、顕微鏡スナップを見せてもらうと、確かに丸い粒々が数えられない程に多く、白血球が数える程度ポツポツある程度で。

薬を処方してもらって様子見。

自分も片方聞こえが悪いけど、一緒かぁ(^ω^;;)

どっちが先に治るかな(^^;;

ボンボン時計 音を調整

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先日の欧州コピーの精工舎、精度がスコブル良くて欧州の機械に劣らない良い出来栄え。

アメリカ系の力任せの設計の物でも具合良い場合は1週間で1分とズレないのもあるが、結構過度に使われていて、機械がくたびれている物も多く、この類は精度不良が目立つ。

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機械の具合は良いが、ボンボンの音がどうも気に入らない。

非常に癇に触る金属同士を叩いている音がするのである。

ハンマーには恐らく革を埋め込んでいるものと思うが、欧州の機械では木片が挟まっている場合もあるが、これは革だと思う。f:id:A2laboratory:20210827185331j:image

ほじくるとボロボロ崩れて。

中は止めネジ穴のタップ用にか中空だった。
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新たに木片を切り詰め叩き入れた。

縮みを考え、少し頭は多めに出しておいた。
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調整してやるという程でもないが、ギャップ調整して完成。

低い音が出る様になって柔らかい音になったが、欧州のケースは密閉度が良いのか、反響が良いのか、はたまた響きが良いのか、長く低い余韻が残るが、これは響きが薄い感じがする。

低域も生きて来ないというか。

ただお淑やかで小さい家には丁度いい程かな。

 

ふぇーばりっと アムニェカ

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CD出ないかなーと思ってたら、7月に出してた(^ω^;;)

限定ピック付きが目に止まって即買い(笑)

ただ自分はピックは使わないからお飾りになっちゃうけど(^^;;

ギターは爪の削れで白い粉が凄い事になってるけど(笑)

 

CDの方がDLよりもビットレートが高いか高域が澄んで良い感じ。

なにより“ルウ・ラナ”の曲自体が気に入ってるから音が悪くても許容範囲で(笑)

良ければ尚良く(o^^o)

conrad johnson pv1

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雑音が大きいという事で搬入。

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電源を入れてヒーターが燈ると超低周波でモーターボーディングらしき症状が出力端子に現る。

B電源も同時に数V暴れるから、トランジスタかツェナーダイオードの不良か?f:id:A2laboratory:20210825184650j:image

バラそうと良く見たら、もう既に手が入っているらしい。線が切れ掛かっていた。

ツェナーダイオードは全てチェックして問題ない事を確認。

石も問題なかった。

コンデンサの容量は少し高い値が出ていたが容量抜けはしていなかった。

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スー、サーの雑音が気になるという事だろうが、余程ハイゲインのパワーアンプを使わなければ、分からない範囲かなと。

このアンプ、ボリュームを出た後3段(?)入っている様で、その特性上ボリュームを完全に絞ってもその増幅段分のノイズは常に出る事となるから、どうしようもない設計かなと。
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ヒーターは直流点火であるがハムも高周波ノイズらしき波形も観測出来たから、デカップリングとハム取りに容量を増やすと、モーターボーディングがより止まらなくなった。

容量は6800μFにすると止まった。f:id:A2laboratory:20210825184702j:image

使っている12AX7の6本の試験もしたが、gmが1本落ちているだけでショートも問題無かった。

とりあえず問題ないからこれにて様子見とする。

昭和9年

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“世間では抵抗式擴大法を理想的なものと申される人があります。之は一面の真理で此の式を適當に鷹揚すれば普通の変圧器によるものより勝れて居りますが、何となく電気蓄音器として聴いて居て物足らぬ所がある様に思われます。

理由は解りませぬ。優秀なる変圧器に依りて擴大せられたる様な、うま味が欠けて居ります。”

 

理由は分からんのかい(笑)

考えるに抵抗結合の場合は、例えばA2級動作に掛かる様なピークが入った時に前段の電流を絞ってA1級範囲しか振れない場合に、0V付近に迫った時の歪みが目立つ可能性がある。

然し乍らトランス結合の場合は、逆起電力という作用もあるし、ある程度の無理も押し通せる。

要はA1設計でも弱A2級に掛かる程押す事が出来るか、もしくは歪みが穏やかでクリップの様に過度に反応しないそれが、うま味(?)な可能性があるのかなと。

もしくはトランスの特性にクセがあり?音色作りをやっている可能性?

抵抗結合でも余裕を持って設計すれば派手にクリップする事は回避できる。
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戦前の方がキャビネットもお粗末でなさそうであるし、部品も結構豊富な様に見受けられる。

第二次対戦が無かったら結構色々残っていたかなぁと思ったり(^^;;