A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

RC 88/4

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修理をしてもらったが、オートの途中で止まってしまって使えないという。

ガラードの古い機械だから、機械が粘っているのだろうと思っていたが、見てみるとバネやら色々な物を交換している事が分かった。

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アイドラは、やや滑りしていて面出しする事にする。
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機械の粘りは無いが、バネがオリジナルではないと思われる。こんな青くないはずである。

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コロが付いているかと思ったが、シャフトは無垢だった。

バネがオリジナルよりもキツイ可能性を考えると可能性はある。

それで、手で補助してオリジナルの重さを思い出し確認しながら僅かづつ伸ばして重さを調整。

バネは長さが同じであっても、線経と巻きの大きさでも変わるから、切れていなければ触らない方が良い。

無理して伸びる機構でも無いはずである。その辺りはメーカーが設計しているから問題無いであろう。

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リムは仕上げにドレッサー。

これにて問題なく動く事を確認。

また冷やしてから、最終確認して仕上げにする。