A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2023/07/18

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3年前に作ったアンプの手入れに。

去年に具合が悪いと通達はあったが、今の今に迄引き伸びてしまう。

今は球数も増えるし、調整がシビアになるから採用は余程でない限り用いないが、CCC、カレントコントロールサーキットを使ったものである。

所謂、トランジトロン方式と言われる、純5極管の定電流効果に目をつけ、この定電流域で信号を振らせる事で、自動的にミラーになるというもの。

普通使いでは、カソード側をマイナスで引き込み、所謂高圧を印加して動作させるという状態を得るが、このトランジトロン方式では、B+のみのバイアスで低電圧制御を可能とさせるという独特のもの。

トランジトロン方式はそもそも、高精度発振機に使われた事がある様で、研究機関向けに採用され、その使い方は一般には広がらなかった様で、知る人はごく僅かである。

なんにせよ、実験してみれば、詳しくの記述が無くとも、再現が可能である。

但し、普通使いの動かし方では全くない、独自の反射電子作用を有効に使おうというものであるから、寿命はまちまちで、どの様な壊れ方をするのかも実は分かっていない、未知の領域でもある。

 

今現在の所、問題点は動作が安定に入る、入らない時がある。

通電中にプツッとノイズが出る。

そんなで、トランジトロンに使っている6AC7の安定性が悪化している可能性を思うから、これは交換品を送る事に。

 

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片道3時間ちょっと。ちょっとした旅行である。

都内より暑くなく、乾燥している様で。

海はこの時期を考えると、人が出ていると思ったが、予想は外れて、殆ど居ない。静かで良い具合。
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バンクシーのサインがあったり、ホンモノかは不明であるが、ここは暫し人が集まっていた。

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こっちがホンモノだったりしてね(笑)

どちら落書きに変わりない。


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バーで久しぶりにポエール プリゾニアを見る。

味が違うかちょっと一杯。

香りも甘さも効いている。

私が買って持って帰ったのは、アルコールの方が強烈で、辛かった。こっちの方が美味しい。

瓶が違うから、産地(?)が違うかも。

 

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夜の自販機に集まるカエル。
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帰り前に温泉場で。

都内の変なのよりも、地味かも知れないが、ハイカラに思う期間限定品が。

味は想定内(笑)普通で美味しい(笑)

 

露天風呂で海を眺めながら炎天下に居たから、今になって日焼けヒリヒリが始まり出した。