A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2020/01/30

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筐体直し。

木組みがガチャになった部分はプラハンで叩いて矯正、表面の貼り合わせの割れた部分も叩いて慣らしたらササクレの様にもならなくなって、ペーパーをかける手間が減った。f:id:A2laboratory:20200130184434j:image

少し口を開けてしまっているが、何とか形は維持出来ている。

色入れもして、ボロになった感は回避。

フレームはプラスチックか?ビニールか?柔らかいのに割れているという若干理解が追い付かない状態であったが、ブラウン管に当たる面が波打っていたから、一部が膨張か縮小していて、衝撃で砕けたのか分からないが、ストーブで熱しながら、アセテートテープで貼り合わせしていおいた。

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ツマミが合わないから、探したらウェスタンのが結構似ていた。

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ツバが無いから、色を塗って、ツバがある様に誤魔化し(笑)
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音声はIFTを触った様で、調整して大きくなったが、他と比べてもゲインが低いから、チェッカーで出力の6AR5を調べると、完全にエミゲン。

面白い所がエミゲンになってた(笑)

代わりに、6005が有ったから挿してみると、トーン切り替えをするとバチバチと嫌な音がして、音も出ない。

直ぐに電源を切って、球のピンアサインをチェックすると、6AQ5、6005は、7ピンがG1と共通になっているが、6AR5はNCになっている。

どうやら空きピンをラグに使っていたらしい。

これでトーンを切り替えると、ショートした様になるのも納得が行く。

6AR5は前のUZ-42、6F6、2A5に相当し、6AQ5は6V6相当である。

6AR5のセットから6AQ5にするのは良いが、6AQ5のセットから6AR5にするのは電流が流れ過ぎる傾向があるから問題があり、球の寿命が著しく低下する可能性があるから、やらない方が良い。


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フライバックの付近にあるワイズ調整がなく、フライバックのタップを変更してサイズを調整するのか?

それともヨーク側の線を良い具合のタップにハンダすれば良いのか?

フライバックに高圧トップキャップ以外、4本しか線が繋がっていないのも、他と違って少ない様な気がするが、そうでもないかな?

色々と分からない点が多いが、暫し左に若干まだ寄っているが、全体に絵が伸びる様になった。

 

ps:シャーシにワイド調整用の頭が出ていました。μ式。

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ps:磁石を1個追加して右に寄る様になったから、良しとしようかな。

 

https://youtu.be/N0aSy4C6yIs

ウルトラK。Madだけどありそう(笑)